株式会社ホウライでは環境整備を促進しています。環境整備には職場で働く人の心をかよわせ、仕事のやり方や考え方に気づく習慣を身に付ける効果があります。 また、会社の文化でもあり、環境整備を実施することで、全社員の活動に心がこもります。今回はそんな環境整備の取り組みのご紹介第37弾目として、「材料を探す時間の短縮」、「定位置管理の実施」、「ゴミ箱周辺の清掃」、「在庫棚の表示」を実施致しましたのでご紹介いたします。

〇材料を探す時間短縮
「探す時間短縮」に重点を置き、使用しない材料の洗い出しを実施致しました。 社内で「エリアG」と呼ばれているエリアには1年以上使用していない材料や収納棚に収まりきらずに段ボールに入ったままの状態の材料が多くありました。このままではどんどん材料が多くなっていき、材料を探す時間もかかってしまう可能性があるため、使う材料と使わない材料とに洗い出しを行うことにしました。 洗い出しを行った結果、21点も不要な材料を洗い出すことができ、新工場へ移動させたことでエリアGの棚に180㎜×180㎜(3.24㎡)のスペースが生まれました。 また、材料を探す時間が年間見込で約20分の時間短縮に繋げることが出来ました。

〇定位置管理の実施
続いては、作業効率アップを目的とした定位置管理です。 棚の中のものを分かりやすくするため、棚ごとの表示を見やすくしました。 これまではテプラで表示して管理していても、大きさや字体がバラバラで見づらい状態でした。文字の大きさを太型ゴシックに統一、変更。棚に貼るマグネットは社員が作成を行い、誰が見ても分かりやすくしました。 さらに、棚ごとの表示されている番号順に並べ替えを実施し、材料がどこにいったか混在しないように仕切りをつくりました。材料を探す時間が30秒から27秒と3秒短縮となり、年間で12分の作業短縮となりました。また、見栄えもよくなりました。

〇ゴミ箱周辺の整備
続いてご紹介するのは弊社で使用しているゴミ箱周辺の整備です。社員からゴミが落ちて困るとの声があり、環境整備の活動対象としました。ゴミ箱の下を使っていない2000㎜×2000㎜のビニールで覆い、廃棄を予定していた1750㎜×580㎜の鉄板2枚を敷きました。 これまでは、ゴミを入れると床にゴミが落ちてしまうことがありましたが、今回の改善でゴミが落ちるのを防ぐことができるようになったため、毎回掃除する必要がなくなり、見た目も綺麗になりました。

〇在庫棚の表示
最後にご紹介するのは「在庫棚の表示」です。ホウライには在庫を置くために使用している棚があります。普段は在庫が少ない時や入荷材料が増えると開いているスペースに色々な備品を置いていく傾向がありました。そこで【在庫保管棚】という表示札を作成し、何が置いている棚か分かるように明記し、不要なものを置かないようにという注意喚起を行うようにしました。これにより、必要な材料と不要な材料が一目で分かり、整理の意識が高まりました。また、探す時間も10秒短縮されます。

〇まとめ
いかがでしょうか。今回は環境整備の取り組み第37弾をご紹介致しました。小さなことからコツコツと環境整備を進め、お客様から見ても恥ずかしくない社内にしていければと思います。環境整備は整理・整頓・清潔だけではなく、紹介させて頂きました時間短縮や仕事の効率化にも繋がる素晴らしい取り組みです。この取り組みにより会社が変わります。また、なにか気にかかる点などございましたら、ぜひお問い合わせページよりご連絡ください。 hourai.info/mailform/