どーも、ひぐっちゃんです。

先日、お客様から、
「ブログ読んでますよ!」
と声かけをしてくださいました。
たいしたこと書いていませんが、読んでいる方がいると思うと身の引き締まる思いで す。
ホウライのことや、私のことを少しでも知っていただければと、下手な文章で思いを 綴っております。
飽きずに、懲りずに、これからも温かく末永くお付き合いくださいね。

さてさて、早いもので10月に突入しました!
2018年も残り3ヶ月となりました。
ここからの3ヶ月は毎年過ぎていくのが速く感じます。
一日一日を大切に、しっかり仕事していきたいと思います。

10月といえば、私の入社記念日(大げさですが・・・)と、長男の誕生日がある大事な 月。
これまた早いもので、勤続20年。
今回は20年の軌跡・その2です。

1998年9月。

お中元のバイトも終え、もう正社員として就職せねばと、せっせと就職活動。
転職情報誌(当時はDODAとかB-ingとか)を買い込んでは、必死ににらめっこ。。
まだ若かったので、休みは多くて、給料も頑張った分もらえて、都会のオフィスで仕 事をする営業マンみたいなのが、いい会社の社員だと思い込み(ホントバカです)、、
それに該当しそうな会社に面接を申し込んでいました。

先物取引営業、、証券会社、、保険会社、、人材派遣などなど。

当時は就職氷河期。
未経験の若造は電話口か、書類選考で落ちまくっていました。

その中で一つ、面接までいき、仮採用になった会社がコピー機の販売会社。
頑張れば収入が1000万も夢ではない!
金の無い若造には夢のようなお話。
意気揚々と大阪市内の大きなオフィスビルへ乗り込んだ初日。
そこで仕事のやり方に愕然とします。

タウンページを渡され、目の前には電話。
まずは、ありとあらゆる会社に電話をかけ、そこで社長とアポをとるという。
しかもアポの取り方、その後の進め方が結構きわどい・・・。

「この度、デジタル化に伴いまして、御社のコピー機が対応していない可能性があり ます。対応の可否のチェックを現在無償でさせていただいております。ご都合のよい 時間にお伺いしたいのですが。」

これで社長とアポが取れれば、あたかもそれっぽい作業着を身に付け現地へ。
既存のコピー機を点検(見ているフリをする)。。。

「社長様、このコピー機ではデジタル化への対応が出来ない機種になっております。 今なら、対応機種に安くで交換できるキャンペーンを行っておりますので、ご検討い ただけますでしょうか」

これって、やばくない?こんなことしてまでお金稼ぎたくないわ・・・。
3日目、我慢ならずやめました。

「お金のためとはいえ、嘘をついてまで仕事はしたくない」

面接には落ち続け、やっと仮採用が決まった会社も未来の無い会社。

途方に暮れていたとき、ふとお中元のバイトのときにやさしく対応してくれた、あの 会社を思い出しました。

「確か、求人の貼り紙してたよな」

しかし、既に2ヶ月以上が経過。もう募集は終わったのではないか。
そんな不安を抱きながら、会社の前を通ると、、、
まだは求人貼り紙が!
急いで電話番号を控え、帰宅後すぐに電話をかけました。

「あの、求人の貼紙をみて電話したのですが、まだ募集していますか?」
「電話ありがとうね。まだ大丈夫ですよ。一度面接しましょうか。」
「よろしくお願いいします!」

そして面接の日。
社長(現会長)直々に面接をしてくださいました。
作業着姿は、まさしく中小企業製造業の社長さんです。

「実は、貼紙外そうとしてたところやったんよ。タイミングよかったね。」

いろいろとお話させていただき、最後の質問。

「ところでいつから来れる?」

えっ?
もう採用なんでしょうか?
内心びっくりしながら、、

「明日からでも大丈夫です!」
元気いっぱい答えました。

「わかりました。ではまた連絡しますね」

えっ?
採用ではないいんですか・・・。
内心がっかりしながらも、
「よろしくお願いいします!」
と答えて面接終了。

期待と不安を抱きながら帰宅。
そういえば、休みのこととか聞いてないな、給料もいくらもらえるとかもわからん し、、

そんなことを考えていたときに、電話が鳴りました。

「採用決まりました。10月8日から来てくれるかな」
「ありがとうございます!頑張ります!」

今思えば、お中元のバイトのときにやさしくしてくれたこと。
そのときに求人の貼紙をしていることを目にしたこと。
いい会社だなと感じたこと。
2ヵ月後にそのことを思い出したこと。
外そうとしていた求人の貼紙がまだあったこと。

いろいろなタイミングが重なり、今があるんだなと思います。

1998年10月8日。

今の私がある、大切な日です。
2年後の同じ日に息子が誕生したのも、何かの縁かと思います。

この20年、色々ありました。
いい時期も、苦しい時期も。
時にはいやになったり、やめようとも思ったり。
でも、やっぱりホウライでよかったです。
そして、、これからも。

なんだかんだで、このホウライが好きなんだなと、改めて思います。
そして、ホウライに関わるすべての人たちも、好きなんだと思います。
だからこそ、まだホウライを知らない人たちにも知ってもらいたいし、色々な方々と 繋がりたい。
少しでも興味を持たれた方は、ぜひホームページをご覧ください!

これからも、今までと変わらず、前を向いて、、
21年目のスタート!
がんばります!!

ひぐっちゃんでした!
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株式会社 ホウライ 樋口 勇紀
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