**ルールと環境**
どーも、ひぐっちゃんです。
早いもので2018年も残り2ヶ月を切りました。
昼間は心地良い季節ですが、朝晩は冷え込み、やがて来る冬を感じます。
日々忙しく過ごしていると、そういう季節を感じることが出来なくなってしまいま す。
いろんなことに「感じる」部分は、自分の中ではとても大切にしないといけない部分 です。
季節の変化から、人の様子、大げさに言えば社会の変化などなど。
終わり行く「平成」から新たな時代へ。
さまざまな情報がどんどん入り込んでくる時代だからこそ、一定の「ルール」の中で 行動しないといけない時代だと感じています。
そんな「ルール」について。
皆さんは「ルール」と聞くと、何を思い浮かべますか?
スポーツをしている方なら、そのスポーツの「ルール」が思い浮かぶと思います。
学生の方なら「校則」。
社会人の方なら各会社の「就業規則」。
一般社会なら「民法」「刑法」ほか、世の中にはさまざまな「ルール」がありますよ ね。
私たちはその「ルール」の中で行動しています。
その「ルール」を「守る」ことでなければ、成り立たなくなってしまいます。
たとえば、スポーツならルールを無視して試合は成立しません。
学校でも校則を守らないと、学校生活が成り立ちません。
そのことは誰しもわかっていることだと思います。
しかし、その「ルールを守る」という「ルール」を破ったとき、どうなってしまうで しょうか。
先日、とあるバラエティ番組で
「一週間○○生活!!誰も見ていなかったら破ってしまうのか!」
という内容を放送していました。
お笑い芸人が一週間同じ食べ物だけを食べなきゃいけないという「ルール」。
その中で、スタッフさんなどいないときにもルールを守って生活できるのか?ホント は別のものを食べてしまうのか?といった企画です。
対象3人のうちの1人はあっさりとその「ルール」を破りました。
そこへ行くまではさまざまな葛藤を見せていたのですが、ルールを破った後には、
「ばれなきゃいい」
といういわば自分の中の「ルール」の中で、もともとの「ルール」を破っていまし た。
すべてを見ているスタッフが、
「○○さん、同じ食べ物を食べ続ける生活、どうですか?」
と聞かれたとき、ほんとは既に別のものを食べているのに、平然と
「いや〜、きついっすね。」
と「嘘」までつくように。
これを見ていて、ちょっとした企画なんですが、人間の心理の深さ、怖さを感じまし た。
「ルールを守る」という大前提が崩れると、ルール自体に全く意味は無くなってしま う。
ルールを厳しくしても、守らなければ意味が無いということです。
そして自分都合でルールを勝手に解釈し、正当化する。
みんなが決められた「ルール」の中で、仕事や学校生活やスポーツなどするには、 「ルール」そのものよりも、「ルールを守る」という「環境」が大事なのではないか と感じました。
番組での芸人さんは、ルールを破るまではかなりの葛藤を抱えていました。
おそらく「自分の良心」との葛藤です。
しかしそこに負けたため、歯止めになるはずの「自分の良心」というものは既に無い 状態。
もう、ばれるまでひたすらルールを破り続けていました。
そこには
「申し訳ない」
とか
「まずいことしている」
などの感情は無かったと思います。
もともと「ルールを守る」という環境が壊れてしまったため、違う環境に陥ってし まったということだと思います。
日々、整理整頓など身の回りをきれいにしていると、目に見える情報も整理されま す。
いつも置いているところにものが無ければ、誰かが持ち出したのか、使い切ったかど ちらかです。
持ち出すときには、持ち出すことを示すものを貼ったり、使い切ったのであれば、発 注中のことを示せば、確認の手間は省けます。
そういう「ルール」を決めて守れば、仕事も生活もスムーズになります。
乱雑な環境でそのルールだけを決めたら、そもそもその場所にいつも置いていないの で、ルール自体が使えません。使えないルールはだれも守らないため、乱雑な環境は 改善されなくなります。
環境が与えている部分は。この「ルールを守る」という部分でも大きく影響している のだと、改めて考えさせられました。
あと2ヶ月の2018年。
今年もさまざまなことがありましたが、今年ほど「ルールを守る」ということに対し て考えたことはなかったです。
相撲界の不祥事
財務省文書改ざん
各メーカーの検査データ改ざん
レスリング界、アメフト界、ボクシング界のパワハラ
受刑者脱走騒動
などなど
そんな中ホウライは、お客様と共に最高の笑顔になれるよう、日々努力しておりま す。
社内ルールも明確化し、そのルールを守りぬく「環境整備」にも本格的に力を入れて いきます。
ますます成長を遂げるホウライを、今後ともよろしくお願い致します!!
ではでは!
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株式会社 ホウライ 樋口 勇紀
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