「わらしべ長者」
**わらしべ長者**
あらすじを簡単に紹介すると・・
ある男が一本の藁を手にしてから色々な人と出会い、藁よりも少しずついいものと交換してとうとう長者の娘と結婚して長者になってしまった。
こんな感じである。
毎年この運動会シーズンになるとわらしべ長者を思い出す。
息子がまだ保育園児だったころ、運動会の後息子の同級生の親から数枚の写真をいただいた。
そこには、私のカメラでは撮れないような息子が写っていた。
「おおっ凄い!!」
それから丁度息子が小学校に入ったときに、量販店のポイントが貯まったのと安売りをしていたことをきっかけに一眼レフを買った。
それからやってきました運動会!。
メカが好きな私は、息子をうまく撮ろうと頑張った。カメラの機能も操作もよくわからない。用語もいまいち。
運動会本番では、いきなりうまく撮影することはできないので、当日、息子の出番が来る前に失礼だが知らない子で練習させてもらった。
上手く撮るのは結構むつかしい。
特にかけっこでピントを合わせ続けるのがむつかしい。
画面に息子を捉え続ける、水平を保つ、他の子と被ってもピントを合わせるといったことが中々うまくいかない。
しかし慣れてくるとだんだんできるようになってきた。
そうなってくると、撮ること自体が楽しくなってくる。
しかし運動会で息子の出番は、そんなにないから機会も限られる。
そこで思いついたのが息子の友達も撮ってあげようということだった。
ご両親の要望や許可を得て、近所の子供も撮ることにした。
かけっこで走って行く子供を追い続けて連続でシャッターを切っていく。
運動会終了後この一連の模様を全てデータでご両親に差し上げた。
結果、皆さんにものすごく喜んでいただけた。
フォトアルバムで流すと走っているビデオを見ているみたいだそうである。
あのときの感動を少しでもおすそ分けできるようになった。
当時は近所の見知らぬ?方からいきなりお礼を言われたのでびっくりした。
こちらこそ、いい機会を与えていただきありがとうございます。という気持ちであった。
それからしばらくこのことは忘れていた。
そしたら、今度は近所の方が、旅行や帰省のお土産にと色々な特産品が家に届くようになった。
こんな形で返ってくるとは!
冷静に考えるとわらしべ長者とはストーリーがずれてしまうが、なかなか面白い体験だった。
もちろん今年も頑張って友人とその兄弟も含めて13名くらい分で1000枚程度撮影させていただいた。
昨日から嫁がデータの仕分け作業をやっている。
ピンボケもまだまたあり、私としては申し訳ない気持ちでいっぱいだが。
喜んで、今年もお願いと言っていただいた皆様には感謝である。
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