抗菌と抗ウイルスに違い

コロナ過ということで、新聞やニュースでは、”ウイルス”という言葉が一般的になっているかと思います。似たようなもので”菌(細菌)”がありますが、そもそも「菌」と「ウイルス」の違いは一体に何なのか？という方が多いかなと思います。それぞれの特徴や違いを紹介していきます。

〇菌とウイルスの違い
・菌(細菌)
一つの細胞から成り立つ極小の生物で、単細胞生物の一種のことです 細菌は皮膚の表面から体内に至るまで、身の回りのあらゆるところで存在し、菌の中には、ビフィズス菌や納豆菌等の人に良い作用があれば、結核菌や黄色ブドウ球菌の様に、体内に入り 病気の原因となる有害なものも存在します。

・ウイルス
それに伴い、ウイルスは細菌より小さく、タンパク質の中に核酸が入った構造体のことです。微生物に含まれ、生命を構成する最も小さな単位である細胞を持ちません。そのため、非生物とされる場合があります。

〇抗菌と抗ウイルスの違い
・抗菌
抗菌製品技術協議会(SIAA)によると、抗菌は細菌を長時間増やさないことを定義としています。抗菌加工製品の場合、加工されていない製品と比べた時、製品の表面で、菌の増殖割合が100分の1以下という規定があります。抗菌は「菌を極わずかしか増やさない」という意味で、ウイルスへの対策と、完全に分けて考える必要があります。

〇身近にある抗菌加工製品の一般的な例として
◎まな板・スポンジ・ラップ・洗面器・ゴミ箱などの日用品。
◎冷蔵庫・洗濯機・エアコン・エアコンフィルター・空気清浄機などの家電製品。
◎塗料・壁紙・浴槽・便座・キッチンカウンターなどの住宅建材。
製品に抗菌加工がされている際、表面に付着した菌は、長時間でも大きく増殖しません。

・抗ウイルス
抗ウイルスとは、ウイルス不活化のことで、ウイルスの外部組織を破壊します。それにより、生物の細胞に侵入、増殖する機能を失わせて 活動を停止状態にします。一般的な方法として、エタノール等のアルコールや次亜塩素酸ナトリウムを含む消毒剤で手指を消毒し、ウイルスから守ります。

〇まとめ いかがでしょうか。抗菌と抗ウイルスの違いについて、理解が深まったと思います。弊社ではウイルスから守るフェイスシールドを販売をしております。また、何かお困り事になりましたら下記にお気軽にお問い合わせください。 hourai.info/mailform/