PPフィルムについて
PPフィルム(ポリプロピレンフィルム)をご存知でしょうか。店頭に並んでいるDVDケースや医療現場では注射器、家庭では、食品容器などで使用され、よく目にしているかと思います。しかし、PPフィルムの特徴や原料など意外と知られていません。今回は改めてPPフィルムについて紹介したいと思います。
〇用途
冒頭で紹介したようにPPフィルムは様々な用途があります。
下記の用途で使われています。
・ペットボトルのキャップ
・雑貨や工業用フィルム
・包装フィルム
・コップ
・椅子
・おもちゃやスポーツ用品
・衣類や赤ちゃんのオムツ
・カーペット
・食器洗浄機や洗濯機
・ゴミ箱やバケツ
などほとんどが使用したことがある、目にしたものばかりかと思います。
〇PPフィルムの特徴?
PPフィルムは、多様性があるプラスチック素材の一つです。また、加工しやすくプラスチック素材の中で最も比重が0.90と小さな素材です。最大の特徴は、衝撃強度・圧縮強度、耐摩耗性に優れています。耐熱性に関しては、電子レンジの使用にも十分耐えられるため、食品を収納するタッパーの素材でも使われています。さらに透明性や光沢性に優れ、防湿性もあり、食品から産業用と様々な用途に使われています。 最も多く使われている食品包装用は効率的な輸送と保存を可能にするなどの重要な役割があります。
〇使われている原料
・ランダムコポリマー
プテンやエチレンのモノマーが、プロピレン中にランダムに共重合したもので、ホモポリマーより融点を低くする事が出来ます。
・ホモポリマー
プロピレンモノマーを単独で重合したもので、耐熱性や剛性、耐油性等に優れています。
・ブロックコポリマー
プロピレンモノマーの重合に続き、エチレンやブテン等のポリマーを主鎖中に共重合させるか微分散混合させたもので、低い温度での衝撃強度等に優れています。
〇まとめ
いかがでしょうか。今回はPPフィルムを紹介させて頂きました。株式会社ホウライでは、PPフィルムだけでなく、両面テープを中心に様々な商材を取り扱っています。ネット販売を承っておりますので、 何かお困り事になりましたら下記にお気軽にお問い合わせください hourai.info/mailform/