愚直に改善を続ける


 

株式会社ホウライでは環境整備を促進しています。環境整備には職場で働く人の心をかよわせ、仕事のやり方や考え方に気づく習慣を身に付ける効果があります。 また、会社の文化でもあり、環境整備を実施することで、全社員の活動に心がこもります。今回はそんな環境整備の取り組みのご紹介として、「スペース確保」、「作業効率アップ」、「ロールカーテンと壁の掃除」に加え、改善として「鍵の置き場の管理」を実施致しましたのでご紹介します。

〇スペース確保
弊社内で「エリアB」と呼ばれているエリアに手つかずだった棚が3つありました。棚に保管してあったのは3年以上も加工実績がなかったお客様からの預かり品でした。そのため、預かり品を新工場で保管することに。また、他にも備品が汚れていたため廃棄することにしました。結果として計3台分の棚のスペースが空いたので、新しい備品の管理場所に困らなくなりました。

〇作業効率アップ
棚の型番を見てみると向きや番号がバラバラに並んでおり、順不同でとても分かりづらい状態でした。そこで、頻繁に使用する型を加工機の近くへと置き場所を見直し、また、番号順に並び替えて誰でも取り出しが楽になるように変更しました。取り出すためにこれまでは5秒かかっていたのが2秒程で取り出せるようになり、3秒の時間短縮が出来ました。さらに型を取り出す回数も1日4回×4人で48秒の短縮、月で換算すると月20日で16分、1年で3時間12分の短縮が見込める結果となりました。

〇ロールカーテンと壁の掃除
エリアAの壁を拭き掃除を行いました。洗剤とガラス用洗剤を使い、約9.6㎡の範囲を拭き掃除しました。見た目では汚れはあまり分からなかったのですが、拭き掃除を実施後はタオルがなんと4枚も真っ黒になりました。今回は時間が足らず、ロールカーテンの設置が出来なかったので、次回の活動で実施したいと思います。また今後は、白色クロスを貼ることで職場が明るくなり、拭き掃除で汚れを落とせると思うので、クロス貼りを実施予定です。

〇鍵の置き場の管理
最後にご紹介するのは、「コンプレッサーの鍵置き場の管理」です。これまでは、コンプレッサーの鍵の置き場を特に決めておらず、操作盤に磁石でくっつけていました。探す時間や鍵が落下する可能性を考慮し置き場所を固定しました。フックにかけることで探す時間がこれまでより10秒短縮され、さらに落下防止にも繋がりました。

〇まとめ
いかがでしょうか。今回は環境整備の取り組みをご紹介致しました。小さなことからコツコツと環境整備を進め、お客様から見ても恥ずかしくない社内にしていければと思います。環境整備は整理・整頓・清潔だけではなく、紹介させて頂きました時間短縮や仕事の効率化にも繋がる素晴らしい取り組みです。この取り組みにより会社が変わります。また、なにか気にかかる点などございましたら、ぜひお問い合わせページよりご連絡ください。 hourai.info/mailform/