誰もが使いやすい道具置き場に


 

業務の効率を上げ、職場環境を整えるためには、改善が欠かせません。
特に、整理整頓が行き届いていない環境では、必要なものが見つからず、時間が無駄になりがちです。
しかし、環境整備をしっかりと行うことで、無駄を省き、生産性が飛躍的に向上します。
今回は、環境改善の実例として、社内で行われた「不要なものの処分と用具の標準化」「表示の統一と環境整備道具置き場の標準化」「壁の塗装で職場を明るく」の取り組みについてご紹介します。

〇不要なものの処分と用具の標準化
今回は社内の環境整備道具置き場の仕様を統一するために、まずは用具の見直しを行いました。
具体的には、ほうきやモップ、バケツなどの不要品を処分し、各部署で多少の違いはあるものの、営業業務部や品質管理部との標準化を進めました。
この結果、0.24m✕1.72mのスペースを確保し、用具の保管場所がより効率的になりました。
また、他部署の良い取り組みを参考にし、さらに改善を続ける予定です。

〇表示の統一と環境整備道具置き場の標準化
同じく、社内の環境整備道具置き場の整頓を進めました。
社内の環境整備道具置き場では、表示の統一を進めるため、テプラやマグネットを作成し、ほうきやモップの写真表示を行いました。
以前、他社のベンチマーキングで、部署ごとに表示の色が異なることが指摘され、自分たちの現場だけでは気づかなかったバラバラさに気付かされました。
そこで、表示が進んでいる営業業務部や品質管理部の色や表示を真似し、統一感を持たせました。
この結果、環境整備道具置き場の標準化が進み、誰もが使いやすい環境が整いました。
今後は、さらに使いやすくするために場所の移動も検討していきます。

〇壁の塗装で職場を明るく
エリアAの壁を白色塗料で塗装し、部屋全体を明るくする取り組みを行いました。
以前からエリアAの壁を順番に塗装しているので、今回は東側真ん中の壁を対象としました。
汚れた壁を塗装することで、見た目の美しさだけでなく、職場の雰囲気も改善されました。
今回は東側の真ん中の壁を対象にしましたが、窓を除く554.23㎡の面積を塗装し、壁の汚れを一掃しました。
これにより、部屋が明るくなり、働く環境がより快適になったと感じています。
今後も未塗装の壁を順次綺麗にしていく予定です。

〇まとめ
いかがでしょうか。
今回は、整理・整頓・清潔という3つのポイントを中心に、社内で行われた環境改善の取り組みをご紹介しました。
整理整頓を徹底することで、職場の無駄が省かれ、業務効率が飛躍的に向上することがわかります。
また、環境整備は、単に見た目を整えるだけでなく、時間短縮や業務の標準化にも大いに貢献します。
このような取り組みを通じて、会社全体の生産性が向上し、働きやすい職場環境が実現されるのです。
この取り組みにより会社が変わります。
もし、何か気になる点やご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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