忘れがちなこともパッと一目で
皆さんは、仕事でミスや確認漏れをしてしまった経験はありますか。
毎日行っている業務でも、日によって作業手順を間違ってしまったり、やるべきことが漏れてしまうことってありますよね。
そういった問題を防止するために、仕事を行う上で何にでも作業手順を記載したルールブックやマニュアルのようなものが皆さんの会社にもあるのではないでしょうか。
しかし、マニュアルを開いて見るのは手間ですし、慣れ親しんだ作業ともなると確認もせずにその作業に入ってしまうことも多いです。
株式会社ホウライでも作業漏れが起こる業務がありました。そこでルールを徹底するためにある導入措置を行いました。
今回は、改善事例として「検査確認表の表示」を行いましたので、その取り組みについてご紹介いたします。
〇ついつい忘れてしまうこと
株式会社ホウライでは、画像の機械を操作する作業開始前に必ず、作業指示書に規定事項を記入するというルールがあります。
お決まりのルールなので作業者は確認するようにしていますが、本来の作業とは関係ないため目先の作業のことばかり考えていると、ついつい忘れてしまうことも。
作業指示書である検査確認表を開かずに機械の操作へと進んでしまって、あとから検査確認表が更新されていない事実が発覚するというケースが見られました。
検査確認表はミスやトラブルが起こらないためにとても大事な作業になるので、これだと役割を果たせないと困っていました。
そこで、忘れがちな検査確認表の打ち込みを忘れないように可視化する改善を試みました。
〇まずは検査確認表から
機械の自動スタートボタンの周りに検査確認表を記入したかどうかの確認を行うマグネット表示を取り付けました。
このマグネットは、検査確認表に記入したらボードを裏返すようになっており、簡単に記入を行ったのかどうかを管理することができます。
ボタンの隣にあるので、作業前に必ず目に入るので作業漏れを大幅に防ぐことに成功しました。
作業担当者からもこの改善を行ってから、作業漏れがなくなり仕事がやりやすくなったと喜びの声があがっています。
〇まとめ
いかがでしょうか。
今回は「検査確認表の表示」の改善事例をご紹介させていただきました。
マニュアルを確認することも大切ではありますが、可視化することで作業者が変わっても作業をスムーズに進められるように会社の環境を整えることは重要ですよね。
株式会社ホウライではこのように作業効率アップや作業漏れの防止を行える改善に力を入れております。
とくに、今回のようなどんな作業でもマネできる簡単で低コストの改善を評価しています。
このような取り組みを通じて、会社全体の生産性が向上し、働きやすい職場環境が実現されるのです。
この取り組みにより会社が変わります。
もし、何か気になる点やご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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