効率化の第一歩:見やすくするだけでこんなに変わる!


 

日々の業務において、「見慣れた風景」を見直すことは、効率化への第一歩です。
毎日の仕事の中で、「これでいいかも」と思っていることが、実は改善のチャンスかもしれません!
しかし、慣れ親しんだ環境の中で改善点を見つけるのは簡単ではないと思います。
業務の中でのちょっとした手間やストレスが改善の鍵になってきます。
今回の取り組みでは、ホワイトボードに設置されたファイルの配置を見直すだけで、業務効率の向上や作業環境の改善が実現しました。

〇見直しのきっかけ
以前はホワイトボードにファイルを並べていました。
一見便利そうに見えますが、実際にはホワイトボードが「ただの壁」になり、周りの見通しが悪くなる原因に。
そこで、ホワイトボードを撤去して、ファイルを別の壁に移動することにしました。
たったこれだけの変更ですが、ホワイトボード周辺の視界がスッキリし、全体の見通しが良くなりました。
さらに、ファイルの配置が整ったことで、必要な書類をすぐに見つけられるようになり、作業の流れがスムーズになりました。
その結果、作業効率がぐんと上がりました。

〇どのくらいの効果があったの?
この改善で、仕事の効率が約10%アップすると見込まれています。
効率10%アップということは、時間換算で1日8時間働く人だと約48分の時間節約ができたということになります。
これを1か月、1年と積み重ねれば、かなりの時間になると思います。
それだけではなく、チーム内で「誰が何をやっているか」がわかりやすくなり、連携も取りやすくなりました。
連携が取れやすいと「ついでにこれもお願いしていい?」などといった声かけがしやすくなり、仕事がスムーズに進むようになっていきます。

〇次のステップ
この改善により作業効率のアップだけでなく、見通しがよくなったことで社内の安全性も向上しました。
しかし、改善は一度で終わりではありません。
今後も定期的に配置や使用状況を見直し、さらに効率的な配置を検討していくことが必要です。
業務改善を進めることで、社員全員が「もっと効率化できるポイントはどこか」と考えるようになり、社内全体に前向きな改善の文化が芽生えていきます。
そして、小さな取り組みが大きな変革につながっていきます。

〇まとめ
いかがでしょうか。
今回は改善の事例についてご紹介いたしました。
ホワイトボード撤去とファイル移動というシンプルな変更が、職場に大きな変化をもたらします。
これからもこのような小さな改善を積み重ねることで、現場全体の生産性を向上させ、従業員が気持ちよく働ける環境づくりに努めていきます。
環境整備は整理・整頓・清潔だけでなく、このように時間短縮や仕事効率化にもつながる素晴らしい取り組みです。
この取り組みにより会社が変わります。
また、なにか気にかかる点などございましたら、ぜひお問い合わせページよりご連絡ください。
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