現場の「小さな困りごと」を放置しない職場づくり


 

オフィスでの日常業務において、

「備品が本来あるべき場所にない…。」
「誰のものなのか分からない。

といったことはありませんか??
こうした些細な問題は「仕方ない」と見過ごされがちですが、
実は業務の集中力を削ぎ、微細なストレスを蓄積させる原因となります。

今回は、現場の不便を論理的なアプローチで解消した、
「ペン立ての表示改善」の事例をご紹介します。

〇「無意識」を「意識」に変える視覚的工夫

この職場では、清掃後の作業記録を記入する際、
備え付けのペンを個人のものと取り違えて持ち帰ってしまう
という事案が月に3回ほど発生していました。

悪意はなくとも、いざ使いたい時にペンがないという状況は、
次の作業への停滞を招きます。

この課題に対し、ペン本体に「営業業務B」
という識別ラベルを2か所にわたって貼り付ける対策が取られました!

単に「持ち帰らないように」と注意を促すだけでは、無意識の行動は防げません。
しかし、手に取った瞬間に目に入るラベルという「物理的な情報」を付与することで、
使用者の意識を自然と切り替え、取り違えを未然に防ぐ仕組みを整えたのです。

〇「探す手間」を省き、本来の業務に注力する

ペンが1本見当たらない時、代わりのものを探したり、
同僚から借りたりするために費やす時間は、一度につき数分程度かもしれません。
しかし、月に3回という頻度でこれが繰り返されれば、
組織全体としては無視できない損失となります。

今回の取り組みで特筆すべきは、「月3回の紛失」
という現状を具体的に把握し、それに対する明確な解決策を即座に実行した点です。

ラベルを貼るというわずかな手間で、恒久的に「ペンを探す」
という付加価値のない時間を排除することに成功しました。
こうした身近な環境整備の積み重ねこそが、ミスを減らし、
チームが本来注力すべき業務に専念できる強固な土台を作り上げます。

職場の環境を整えることは、そこで働く全員の生産性を守ることと同義です。
皆様の身近な場所でも、こうした小さな「表示」一つで解決できる無駄が隠れていないか、
改めて確認してみてはいかがでしょうか。

〇まとめ

いかがでしょうか。

今回は「ペン立ての表示」の改善についてご紹介いたしました。
これからもこのような小さな改善を積み重ねることで、現場全体の生産性を向上させ、従業員が気持ちよく働ける環境づくりに努めていきます。

環境整備は整理・整頓・清潔だけでなく、このように時間短縮や仕事効率化にもつながる素晴らしい取り組みです。この取り組みにより会社が変わります。
また、なにか気にかかる点などございましたら、ぜひお問い合わせページよりご連絡ください。
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