たった1枚の表示で変わる!職場の「気づき」と「改善」
「なんとなく、みんな分かっているだろう」
そんな考えで、会社のルールや作業手順を曖昧にしていませんか?
例えば、共用の仕事道具置き場。
少しでもスペースがあれば、とりあえず置いてしまう。
しかし、それが積み重なると、通路が塞がれたり、作業効率が落ちたりすることも。
そんな小さな「プチ混乱」を防ぐのが、シンプルな“表示”の力です!
今回の改善事例では、「青箱置場」の表示を作成することで、誰が見ても一目でルールを理解できるようになりました。
改善前はただの壁があるだけで、どこに何を置けばよいか分かりません。
しかし、改善後は「青箱置場」と明記された表示が貼られ、さらに「高さここまで!!」と視覚的に制限が示されています。
これにより、青箱の置き場が明確になり、乱雑な積み上げなどが防がれるようになりました。
〇視覚化の効果は絶大!
「そんなことまで表示しなくてもいいのでは?」と思うかもしれません。
しかし、現場では「分かっているつもり」が事故やミスにつながることもあります。
例えば、
・いつもと違う作業員が作業する日、青箱をどこに置けばいいのか迷う。
・不適切な置き方が繰り返され、作業効率が下がり、時間の無駄が生じる。
・忙しいとき、ついルールを忘れて適当に置いてしまう。
・ルールが曖昧なため、「このくらいなら大丈夫だろう」と高さを超えて積み上げてしまう。
これらの問題は、一枚の表示があるだけで解決できます。
人は「見えるもの」に従いやすい。
だからこそ、目に入る形でルールを示すことが大切なのです!
〇改善は小さくてもOK!
職場改善というと、大掛かりなシステムの導入やレイアウト変更を想像するかもしれません。
しかし、今回おこなった「たった1枚の表示」のような小さな工夫が、大きな効果を生むこともあります。
小さな工夫の積み重ねが、最終的に大きな生産性向上へとつながります。
改善の第一歩は、「なんとなく不便だな」と感じることを見つけること。
そして、その不便を解決するために、シンプルな対策を考えることです。
もし職場に「ちょっと分かりづらいな」「もう少し整理されていれば…」と思う場所があれば、まずは簡単な表示を作ることから始めてみませんか?
それが、効率的で働きやすい職場づくりの第一歩になります!
〇まとめ
いかがでしょうか。
今回は新たに作成した青箱置場の表示についてご紹介いたしました。
これからもこのような小さな改善を積み重ねることで、現場全体の生産性を向上させ、従業員が気持ちよく働ける環境づくりに努めていきます。
環境整備は整理・整頓・清潔だけでなく、このように時間短縮や仕事効率化にもつながる素晴らしい取り組みです。
この取り組みにより会社が変わります。
また、なにか気にかかる点などございましたら、ぜひお問い合わせページよりご連絡ください。
hourai.info/mailform/