小さな変化で大きな効果!簡単にできる環境改善のポイント


 

日々の仕事を快適に進めるためには、作業環境の整備が欠かせません。
多くの職場では「整理」「整頓」「清掃」という3つの要素が基本とされていますが、みなさんはこれらが実際にどれほどの効果をもたらすかを考えたことはありますでしょうか?
今回、株式会社ホウライで実施された「整理・整頓・清掃」の具体的な事例をご紹介します。

〇整理:スペースの確保と活動効率化
整理ではまず、社内の棚を整理しました!
最初は材料が無造作に置かれており、探すのにも一苦労でした。
ですが、不要な材料538点を処分したことで、その材料を保管するために使用していた棚も不要になり撤去することが出来ました。
その結果、0.7m×1.5m×0.6m=0.63㎡の空間ができ、作業場が広くなったように感じました。

整理のポイントは「不要なものを見極める力」です。
どうしても「いつか使うかもしれない」と思ってしまいますが、その「いつか」は多くの場合やってきません。
定期的に使っていない物は手放し、必要な物だけを残すことが、整理の第一歩です。

〇整頓:使いやすさを追求
また、写真のように、これまで保管方法に明確な基準が無かった棚を整頓し、保管方法を標準化しました。

内容としては、
① 型の刃部分が上部になる右側側面に型表記用テープ。
② 型保護カバー(段ボール)の右下にクリアファイル貼り付け
①の型に②の型保護カバーをかぶせ、横中央に型用ゴムで止める。
加工履歴票は②のクリアファイルに収納。

その結果、
バラバラだった保管方法が、誰でも同じようにできるよう標準化に取り組んだことで、取り出しに1回60秒かかっていたのが40秒になり1回あたり20秒の削減になりました。
たった20秒と感じるかもしれませんが、1日1回、年間244日とすると約1時間21分の削減になります!

〇清掃:新しい気持ちで業務に向き合う
最後に注目したいのが、壁面の清掃です。
写真では、清掃前は汚れが目立っていた壁が、清掃後には見違えるほどきれいになっています。
清掃は「物理的なきれいさ」だけでなく、「心の整理」にもつながります。
清掃を通じて、「気持ちの切り替え」や「職場を大切にする意識」が高まります!

〇まとめ
いかがでしょうか。
今回は、整理・整頓・清潔という3つのポイントを中心に、社内で行われた環境改善の取り組みをご紹介しました。
今回は見た目を重点的に作業場の環境を整える取り組みを行いました。
このような取り組みを通じて、会社全体の生産性が向上し、働きやすい職場環境を実現していきます。
小さな取り組みではありますが、積み重ねることで大きな効率UPや成果に繋がります。
株式会社ホウライではスタッフ全員が働きやすい会社を目指しています。
もし、何か気になる点やご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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