**生き残りるのは?**


 

**生き残りるのは?**

生き残るのは強いものではなく、変化に対応できるものであるとはよく言われる言葉である。

今は、大きな変化が押し寄せている。

昨今のIT関連の進化やAi、ロボット化によって世の中が大きく変わる、そして変化のスピードが速いといわれてきた。

そこへきてこのコロナである。

既存の常識や習慣を津波に襲われた家のように一気にひっくり返される。

それでもみんな生き延びようと必死に試行錯誤する。

コロナは津波のようなもので、一時的に街を襲って破壊するが、津波が引いた後の復旧、復興もまた大変になるだろうと思われる。

新しい秩序が生まれて、いかにそれに対応していくか。

そのためには、自分自身を変えなければならない。

自分自身の考え方、行動を変えなければならない。

当社では、ダブルキャスト、トリプルキャストができるようにという思想で取り組んでいる最中に今回のコロナがやってきた。

みんな慣れ親しんだ場所で慣れ親しんだ仕事をこなしてやっていきたいと思っている。

人の仕事を覚えるのは、精神的にも肉体的にも慣れるまで負担になる。できればやりたくない。

テレワークや交代勤務などが現実になろうとしている今、待ったなしになってきた。

あえて前向きに考えるなら、今回のコロナでみんなが仕事を見直したとき、やらなくていいものがたくさんあぶりだされるだろうと思う。

それをきっかけに効率化が一層進むだろう。日本の生産性についても大きく改善できるきっかけがあちこちに転がっているようにも思える。

今まで無理と思っていたテレワークが意外とできてしまった。

さてどうする?

働く人の中には、コロナが終息してから今後もテレワークではだめですか?という人が出てくるだろう。

テレワークの可能性が広がったことで、介護や引っ越しをきっかけに退社しなくてもよくなることは確実である。

テレワークがもっともっと広がれば、都会に住む必要もなくなる人も増える。

また企業は、テレワークで済む人と出社しなければならない人で募集形態も変えるようになるだろう。もちろん賃金体系も。

働く人も企業ももっともっと自由に自分の時間とお金を使えるようになる。

働く人は通勤に要する1日**時間は完全に浮かすことができる。これは大きい。

企業は、今までと同じ広さのオフィスがいらなくなる。交通費の支給も減らせる。

学生さんの授業もネットで配信される動きが身近なところで起こっている。

こういった流れは、5Gが普及することでさらに加速させるのではないか。

しかし一番の課題は、みんながこの流れに乗る乗らないは別にして対応できるかである。

中には会社に行かなければ人間関係が・・・・という人もいるだろう。

しかし、逆に嫌な人と顔を合わせなくてもいいと考える人もいるのである。

まずは、コロナが一刻も早く落ち着いてくれることを願うばかりだが、この先どうなるのだろう。

3,4年後、転換期はあの時だったね。といわれるような大きく変わった世の中になっている能な気がする。

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フィルム、両面テープ、スポンジ、フェルトなどの裁断、型抜き加工

株式会社 ホウライ  宮下 順和

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