両面テープ加工「内職加工」
日常生活で、内職の仕事をしている方がいるかと思います。 当社の製品でも、裁断や型抜きしただけの状態ではお客様が使いにくい場合が多いので必要に応じて内職作業を行っております。 そこで、内職加工とは? 主な作業内容や加工の流れ等の紹介します。
〇内職加工とは?
ホームワーク(手作業)や場内作業など お客様のニーズに合わせた加工作業を行います。 基本的に当社で加工したものの仕上げ作業として行います。
内職加工の種類としては主に下記のものがあります。
1.穴掃除(あなそうじ):製品の一部に穴が開いている場合、この穴の中身で不要なものを「穴カス」といいます。これが製造工程で除去できればいいのですが、できない場合は内職として人手で除去します。この作業のことです。穴カスの除去漏れや除去した穴カスを製品に混じらないようにすることが大切です。
2.めくり:製品の外周で不要な部分を残したまま出荷すると、お客様が使う際に製品を台紙からつまみにくくなります。これを改善するために、製品の外周の不要な部分は除去します。製造工程で除去できないものを内職作業で除去します。
3.曲げ:型抜きした製品を所定の角度に曲げることです。当社では製造工程で曲げることはできないので、曲げ作業はすべて内職作業として手で曲げております。薄いプラスチック材なので手で十分曲げることができます。
4.貼り:2つの材料を貼り合わせる作業です。機械ではできない場合(歩留まりが悪くなる、数量が少ない、そもそも施工できない、ジグ代がかかる割に効果が少ない)に内職作業として、人手で貼り合わせます。それぞれについては、また機会を改めてより詳しくご説明させていただければと思います。製品の仕上がりスペックによって内職の有無や、程度、範囲が変わります。それは即ち納期と価格に反映されますので、お客様との事前打ち合わせにより決定しております。
〇まとめ
いかがでしょうか。 弊社は、内職加工で使用する両面テープの加工を承っております。何かお困り事になりましたら下記にお気軽にお問い合わせください。 hourai.info/mailform/