ワッシャーに両面テープ
ホウライで取り扱いのあるワッシャ―について以前紹介させて頂きました。ワッシャーはネジやボルトを締める時に使われているものでしたね。木材の固定や緩み止めの時など、ビスやナットがめり込まないようにする役割があります。ワッシャーは、部位によってボルトで止める際に、落ちやすくうっかりすると落としてしまう側面があります。落としてしまう危険性を防止するために、予めボルトを通す部分にワッシャーを両面テープで貼り付けることが必要になります。
〇画像の紹介(ワッシャーに両面テープ) 1枚目は単体で仕上げた両面テープです。 2枚目は、ワッシャーに貼り付けた状態で、右側が貼っているものとなります。 ワッシャーに両目テープを貼り付けることによって、ボルトを締め付けるときに落ちにくくなる採用実績があります。一方で注意点としては、経年変化によって締結部位がどうなるかが不明であることが挙げられます。
〇ワッシャーの役割
ワッシャーの役割には、以下のものがあります。
・部品を脱落させない
・陥没させない
・部品を固定したときに母材に傷をつけない
・部品を緩ませない
等があります。両面テープにくっつけることで、より強力にワッシャーを使用することができます。
〇ワッシャ―の種類
・平座金(平ワッシャー)
ネジやボルトより締める穴が大きいものや柔らかい材料に締める場合に適しています。
・ばね座金(スプリングワッシャー)
平らではなくスプリング(ばね)のような形をしており、繋がっていないワッシャーを「スプリングワッシャー」また「ばね座金」と呼び、平座金に切れ込みを入れ、ねじったような形状が特徴です。その役割は2つあります。1つ目は【落下防止】で、ボルトが緩んでも進行を食い止めることができるため、落下を防止できます。2つ目は、【ボルトの緩み止め】です。締めたつもりでも時間が過ぎると、地震や小さな揺れによって、緩みが生じます。
〇まとめ
いかがでしょうか。ワッシャーは小さい部品を繋ぐ役割があります。ワッシャーは様々なものや場所に使われ、緩ませない・固定したものを傷つけないなど重要な役割を担っているものです。ホウライではワッシャーの加工だけではなく、両面テープの加工も承っております。 何かお困り事になりましたら下記にお気軽にお問い合わせください。 hourai.info/mailform/