【よく間違えられる さ い は く り 】


 

株式会社ホウライではこれまで、様々な商品の紹介を行ってきました。
今回は再剥離テープについてご紹介させていただきます。「再剥離」とありますが、何度も何度も貼って剥がせるという意味ではありません。「再剥離」の言葉の意味もご一緒に紹介をさせて頂きます

〇再剥離とは
貼り付けた後に、糊残りがなく、きれいに剥がせるものを指します。糊残りせずに剥がすことができるので、ものを汚しにくく傷つけにくい特徴があります。
あくまでも、「再びきれいに剥がせる」という意味であり、再貼り付けができるといった意味が含まれていません。 身近なもので、この再剥離のものはスマートフォンの画面シートなどがあげられます。
両面テープですと、くっつけたものが、その状態で使われ、やがて廃棄する際にできるだけきれいに剥がせるように考慮されたテープを再剥離テープといいます。

〇再剥離テープに特徴
再剥離テープの特徴はなんといっても、剥がす際にちぎれにくい強い強度です。また上記で記載させて頂いた、糊残りのしにくい再剥離も大きな特徴です。
両面テープ自体に強度があるので、両面テープを通してくっついている両者は、キレイに分離しやすくなります。 キレイに分離をすることで、金属とプラスチックといったように別の物質を両面テープでくっつけたものを廃棄する際、できるだけキレイに剥がすことができると、金属は金属として、プラスチックはプラスチックとして分別して廃棄することができます。
キレイに剥がした物質はその後、リサイクルに出せることから「リサイクルテープ」と呼ばれることもあります。

〇再剥離テープの代表例
再剥離テープの代表例として、日東電工製の5000NSやDIC製の8800CHがあります。
5000NSはテープの強度が強靭なため、剥がす際の途中でちぎれて、テープを取る面倒な作業が不要です。金属板やプラスチックやOA機器、家電、携帯電話やパソコンなどで使用されています。
8800CHは強接着タイプの両面テープでありながら、プラスチックや金属部分から剥がす際に、熱を与えるなどの処理をしなくても、キレイに剥がすことができます。金属やプラスチック、発泡体などへの接着性や曲面接着部での耐反発性、接着信頼性に優れています。 DIC製の8800CHは2分弱のCMまで作られていました。
株式会社ホウライの丸形両面テープは5000NSを使用しています。

〇再剥離テープはホウライへ
両面テープがキレイに剥がせるってことは分別がキレイにできるということです。
ここでキレイに剥がせない両面テープを使用してしまうと、キレイに剥がせずリサイクルできる状態で廃棄することができません。
キレイに分離し、廃棄を行うことで、今話題になっています、SDGs(持続可能な開発目標)にもつながります。 SDGsの観点でも、再剥離テープが気になるという方はぜひ株式会社ホウライまでお声がけください。
もちろん、販売されている丸形両面テープについてのご相談もお気軽にお送りください。hourai.info/mailform/