マニュアルさえも不要に?
皆さんの会社にはルールはどのくらいあるでしょうか?
そして、その中で自分たちがきちんと把握できているルールはそのうち何個でしょうか?
全てのルールを頭の中に入れておくことは本当に難しいですが、目に入るところに目立つように掲示されていれば、忘れてしまっても思い出すことができて、ルールを守りながら仕事をしたり、物の置き場所がすぐにわかって、無駄な動きがなくなり、仕事の効率も上がっていきます。
株式会社ホウライでは環境整備に力を入れていて、定期的に確認・改善しながら取り組んでおります。
小さなゴミでも、積み重ねていけば山となるように、毎日のちょっとした努力が会社を変えることにつながるのです。
今回はそんな環境整備の取り組みとして、「ルールの可視化」「文字の強調表示」「在庫保管場所の統一」を実施しましたのでご紹介いたします。
〇ルールの可視化
多くのルールを常に頭に入れておくことは難しいですが、個人ごとがバラバラに動いてしまっては統制が取れなくなり、仕事が出来なくなってしまいます。
特に物の場所は使いたいときに定位置にないとすぐに仕事に入れないなどの不便が生じてしまいます。
今回は品番の在庫の位置を文字にして掲示することで、そこで働いている全員の共通認識を生むことができました。
決められた位置に決められたものを置き、すぐに使えるように改善いたしました。
また、「棚41に保管」といったように、具体的な数字を用いて表示することで、どこの棚に保管しているかをすぐに判断できるようになり、探す時間が無くなりました。
〇文字の強調表示
ルールを文字にして掲示しても、すぐ目に入らない状況であれば意味がありません。
品番の在庫の位置を知らせる掲示の文字を、大きく、そして赤くすることで、すぐ目に入るようにいたしました。
また、一行に入れる文字数は出来るだけ少なくし、多く改行をすることで「誰でも」「いつでも」「どこからも」目に入りやすくなるよう工夫をいたしました。
〇在庫保管場所の統一
社員が多い会社になればなるほど、それぞれが使いやすい場所に物を保管したり、使った後に元の位置に戻さなくなったりと、気づけばどこに何があるのか、最後にだれが使用したのか分からずじまいになってしまいます。
今回は在庫の場所を統一することで、誰が最後に移動させても同じ場所に物が戻るようになり、働いている人全員がの「この在庫はここにある」と迷うことない、共通認識を生じさせることができ、整理・整頓にもつながる結果となりました。
〇まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は環境整備の取り組みをご紹介いたしました。
小さなことでも可視化・強調・統一などといった工夫を積み重ねることで、会社を日々より良くしていこうと考えております。
環境整備は整理・整頓・清潔だけでなく、紹介させていただきました時間短縮や仕事効率化にもつながる素晴らしい取り組みです。
この取り組みにより会社が変わります。また、何か気にかかる点などございましたら、ぜひお問い合わせページよりご連絡ください。
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