加工方法
◆抜き加工
材料を切ることで形を作ることが打ち抜き加工です。弊社では抜き型を使用し、これを機械に取り付け上、又は下から押さえつけることにより、刃の形状通りの切れ込みを製品に入れます。製品全部を抜ききる全抜き、一部を残こすハーフカットがあります。
◆剪断加工
シャーリング加工で原理は、ハサミと同じ。弊社では、材料を指定の幅に直線上に切断します。
◆ラミネート加工
材料どうしを貼り合わせる加工です。弊社では、印刷面の保護の為に表面にPETを貼り合わせたり、銅箔面や磁性シートの保護の為に貼り合わせることがございます。また粘着性のないフィルムに両面テープを貼って粘着性を持たせることも多いです。
◆スリッター加工
板物、巻物(ロール材)を縦(送り)方向に裁断加工します。予め裁断する幅に刃をセットしておき、そこに材料を通過させることにより裁断します。安定した幅で一度に複数の裁断ができます。
◆バーチカル加工
前後左右に移動する平面テーブルに、帯状の刃物が回転している機械での加工です。テーブルを動かすことにより所定の幅で材料を切断します。厚いスポンジ等を四角に切断、または荒立ちするときに用いております。型不要です。
◆プロッター加工
カッティングプロッター、X-Yプロッターとも言われております。鋭利な刃物をCADデータに沿って任意に切り抜くことができます。材料はバキュームで固定。刃物で切っていくので抜き型は不要です。が大量生産には向きません。
◆ハーフカットについて
文字通り半分だけカットです。即ち台紙を残して、台紙の上に載っている材料のみを抜く、またはカットする加工。シート状で納品となる場合は、この加工方法となります。
◆全抜きについて
抜き、カット工程で形状を姿抜きする加工のことで、個々の製品を独立したバラバラの状態にしたり、台紙に載っていても、台紙まで貫通する加工方法。