株式会社ホウライでは環境整備を促進しています。環境整備には職場で働く人の心をかよわせ、仕事のやり方や考え方に気づく習慣を身に付ける効果があります。 また、会社の文化でもあり、環境整備を実施することで、全社員の活動に心がこもります。今回はそんな株式会社ホウライの改善事例の中から「洗濯機の干し忘れ」について改善を行いましたので、詳しくご紹介します。
〇洗濯機の干し忘れ
弊社ではタオルの洗濯を毎日行っており、毎朝忘れずに洗濯機のスイッチを押すことはできていました。しかし、洗濯をしている間に別業務にとりかかりその場を離れてしまうため、いつの間にか洗濯機を回したことを忘れてしまうことが多々ありました。
個人の記憶力を頼りに行っていた作業のため、洗濯されたタオルがいつまでも干されることなく、洗濯機の中で縮こまっているタオルが17時頃に発見されることもありました…
これでは早い時間から洗濯をした意味もなく、衛生的にもあまりよくないという話が出たので今回の改善に踏み込みました!
〇改善内容
大きな問題点としては、作業者「個人」に頼ってしまっていたことが原因と考えられます。そこで、今回の改善ではみんなの目に入りやすい入口正面に洗濯機の稼働状況が一目でわかるように表示を作成しました。
表示には遠目からもわかるように目立つ黄色い背景で「洗濯機使用中」と記載したラミネートカードを使用しました。また、作業完了後表示を伏せることで「タオル干し完了」と記載されたラミネートカードに切り替わることで干し終えたのか確認ができるようにも改善しました。
〇誰かが気づくように
この表示を行うことで、作業担当者だけでなく入口正面を通った誰かが担当者へ「終わってないんじゃない?」と声掛けできるようになり、チームワークにも変化が現れました。
今までは最悪の場合、17時まで気がつくことがなかったタオルの干し忘れがこの改善によって15時までには必ず作業が完了できるようになりました。
今後はもっと声掛けなども強化して、タオルの干し忘れゼロを目指していきたいです。
○まとめ
いかがでしょうか。今回は改善事例の取り組みをご紹介いたしました。
小さなことからコツコツと環境整備を進め、お客様から見ても恥ずかしくない社内にしていければと思います。環境整備は整理・整頓・清潔だけではなく、紹介させて頂きました時間短縮や仕事の効率化にも繋がる素晴らしい取り組みです。この取り組みにより会社が変わります。
また、なにか気にかかる点などございましたら、ぜひお問い合わせページよりご連絡ください。hourai.info/mailform/