色はそれだけで言葉


 

【小さな改善が効率化に繋がる】

株式会社ホウライでは環境整備を促進しています。環境整備には職場で働く人の心をかよわせ、仕事のやり方や考え方に気づく習慣を身に付ける効果があります。 また、会社の文化でもあり、環境整備を実施することで、全社員の活動に心がこもります。今回はそんな株式会社ホウライの改善事例のご紹介として、「色の活用で間違い防止」、「行き先明記で時短」、「貼り替えで心機一転」を実施しましたのでご紹介します。

〇色の活用で間違い防止
ひとつの下駄箱にスリッパと靴を収納するスペースがそれぞれあります。いままでは表示がされていても分かりにくかったのか、お客様が靴置き場とスリッパ置き場を間違えて置かれてしまうことがありました。そこで靴置き場を赤で、スリッパ置き場を青で表示を行い、分かりやすく表示をしました。また、一足ごとに表示を行いました。この改善を行った結果、現在までお客様が間違えて靴を収納することがなくなりました。時間としては、靴の正しい位置に置きかえるために使用していた4秒が0秒になり、毎回行っていたお客様への説明の時間もなくなりました。

〇行き先明記で時短
品質管理のビニール袋に置いてある棚には、残量が少なくなったらビニール袋を保管しているエリアKに取りに行くように記載がされています。しかし、今まではエリアKにある備品棚のどこにあるかなどの詳しい記載がなく、備品棚に行ってからどの袋が補充するビニール袋なのか迷う場面がありました。そこで品質管理の袋入れケース自体に、袋の置き場所である棚の番号を記載しました。棚の詳しい場所を記載したことにより、備品棚に行っても迷うことなく目的のサイズの袋を探し出せるようになりました。

〇貼り替えで心機一転
環境整備で使用しているスプレーボトルのテプラが劣化していたため、社内にある21本全てのスプレーボトルに貼っているテプラ(84ヶ所)の貼り替えをしました。同時に置き場書を記載しているテプラも8ヶ所変更したため、合計92ヶ所のテプラを貼り替え、表示の改善を行いました。変更前は使用していない洗剤が表示されていたり、長期使用でテプラが劣化していました。管理者も特にいなかったので、テプラが劣化したままになり、表示が剥がれたら上からセロテープで補強しているところも多々見られました。テプラを貼り替えたことで心機一転、綺麗な用具で環境整備を行うことができるようになりました。

○まとめ
いかがでしょうか。今回は改善事例の取り組みをご紹介致しました。小さなことからコツコツと環境整備を進め、お客様から見ても恥ずかしくない社内にしていければと思います。小さなことでも改善を続け、ご紹介したような時間短縮や仕事の効率化を行っていきます。また、なにか気にかかる点などございましたら、ぜひお問い合わせページよりご連絡ください。hourai.info/mailform/