形はいろいろ


 

株式会社ホウライでは、大阪府東大阪市におきまして両面テープ、ポロン、PETフィルム等の加工、販売を少量から致しております。
取り扱いさせて頂いております材料は上記の両面テープ、ポロン、PETフィルムの他にスポンジ、ゴム板、そのほかの樹脂フィルム、金属フィルムなどがございます。
今回は、ホウライで作成している「抜き型」についてご紹介させて頂きます!

〇抜き型の特徴
抜き型は通常トムソン型(関東ではビク型)と呼ばれるものを使っています。
この形は、ベニヤ板に刃物を埋め込んでいます。
刃物はイメージとしてはカッターナイフのようなもので、これを特殊な機械で曲げて、それを埋め込む形となっています。
トムソン型は、比較的安価に入手することができるので、この型での製作を採用されるお客様が多いです。

〇製作可能な形状には制限がある
一方で、刃物を曲げたり繋いだりして形状を作っていかなければならないので、製作可能な形状には制限があります。
例えば、刃物を曲げて加工するときは、曲げる位置から曲げの中心部までの半径を求めます。これを「曲げR」と言います。
他にも、基準寸法に対して許容できる誤差の範囲を指す「寸法公差」があったり、複雑な曲線であったり、刃物と刃物の隙間であったり、トムソン型を作る際には色々な要素を考慮して作る必要があります。
よって、何でも型を作れるわけではなく、製作可能な形状には制限があるわけです。

〇工夫の例
写真にあるのはトムソン型の刃面です。
この面を材料に押し付けることによってその形状に抜き上げます。
刃物がこちらに向かって飛び出している面が正面になります。
形状は、写真でお分かりの通り、角が丸まった資格の額縁になります。
刃で切れる側がオレンジ色になっておりますが、時々、型を抜いたものが刃の中に入り込む時があります。
これは、型を抜いたものが刃の中に入り込むのを防ぐためです。
当社では「吐出しスポンジ」と呼んでいます。
製作物によってこの発泡剤も色々工夫をします。

〇まとめ
いかがでしょうか。
トムソン型での加工が難しいと判断した場合、形状を可能な範囲で見直すことによって本来トムソン型で抜けなかったものが、トムソン型で抜けるようになることがあります。
当社では、こういったことも踏まえてお客様のニーズに合った形でご提案させていただいているため、大変喜んでいただいております!
気になった方がいらっしゃいましたら、お気軽にお声がけください。
お問合せページより、ご連絡お待ちしております。
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