微差が大差


 

 

1つ目の画像と2つ目の画像をそれぞれ見てください。
どちらも縦長の棚に備品が置かれていますが、みなさんはいつ変化に気づきましたか?
1つ目の写真が改善前、2つ目の写真が改善後になります。
いかがでしょうか。
今回の間違い探しは中々細かい部分が多いですね!
細かい部分ですが、しっかり工夫がされています。
ホウライでは細かいところまで目を配り、工夫をしながら常に業務改善をし、働いている全員が仕事がしやすい環境づくりに取り組んでいます。
答え合わせも合わせて、今回は「棚の収納スペースの変更」「表示テープの作成」「カテゴリーごとに分けて管理する」「確認する手間の削減」というポイントをご紹介いたします。

〇棚の収納スペースの変更
今回は棚の収納スペースを備品の大きさや収納の仕方によって変更しました。
特に分かりやすいのが、一番上の棚です。
以前は大体棚が均等に設置していましたが、一番上の棚を下げて、収納スペースにゆとりが生まれました。
特に一番上の棚はぶら下げている備品があるのでゆとりがあった方が取り出しやすいです。
また、一番上だけでなく2段目、3段目以降の棚も同様にスペースを変更しています。

〇表示テープの作成
以前から表示テープで管理していました。
表示テープとは、備品の名前が書いてあるテープで貼っておくと、そこに対象の備品を置くということが分かるので、一か所定点管理がしやすく誰が見ても一目で分かるといったメリットがあります。
しかし、一部その表示テープがない場所がありました。
備品の棚の高さを調整した後に、その表示テープを新たに追加したのでより定点管理がしやすくなりました。
特に一番上の棚のスペースが広くなった分、ぶら下がっている備品と棚に置いている備品の両方に表示テープを貼れるようになったのはとても良かったと思います。

〇カテゴリーごとに分けて管理する
以前の写真をよく見てみると、使用する用途別での整理があまりされていませんでした。
例えば、以前の3段目の棚に注目すると、業務用手袋と文房具などが置いてあります。
これがダメというわけではありませんが、やはり使う用途に合わせて出来るだけそのカテゴリー別にまとめて管理したほうが分かりやすく、探す手間も省けます。
ですので、改善後はできるだけカテゴリー別に分けて管理するようにしました。

〇確認する手間の削減
今回この棚の整理整頓を行ったことで、確認する時間の削減に成功しました。
以前は置き場所確認をする手間が5秒かかっていたのが、2秒程短縮され、年間12分の確認作業の手間の削減に繋がりました。
数秒の短縮でも長い目でみれば大きな短縮になるので、とても良い結果になったと思います。

〇まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は間違い探しから、時間短縮のための整理整頓のポイントをご紹介しました。
現状に満足するだけではなく、何か1つ工夫するだけで、効率アップ、生産性の向上に繋がります。
環境整備は整理・整頓・清潔だけでなく、このように時間短縮や仕事効率化にもつながる素晴らしい取り組みです。
この取り組みにより会社が変わります。
また、なにか気にかかる点などございましたら、ぜひお問い合わせページよりご連絡ください。
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