四角い形状の両面テープを作る際は、ハサミやカッターを使い、切っている方が多いかと思います。しかし、ある程度の数量を切ると、両面テープのノリがハサミにくっついてハサミが使いにくくなった経験された方が多いのではないでしょうか。 弊社が行っている加工方法の一つ、角切り(一本刃)をご紹介したいと思います。

〇特徴 両面テープ加工の角切りとは、文字通り四角形状の両面テープのことで、四角なので縦と横に直線の刃を入れれば出来上がります。イメージでいうと、料理を行う際、包丁で食パンを縦と横に切って4つにする感じとなります。材料を刻んでいくので、キザミという言い方もします。完成すると丁度碁盤の目のような感じになります。この場合、直線の刃一本だけで加工出来ますので抜き型が不要ですので、切断、ハーフカット共に可能です。また、両面テープの捨てるところが端の部分だけなので材料を有効に使え、安価で大量に製作可能となります。 ただし、注意点として、粘着が強い両面テープだと一旦刃を入れて切断しても時間が経つと 再び隣りの製品とくっついてしまうという現象が起こることがあり、これをノリ戻りと言います。この場合、抜き型を使った加工に変更して対応しています。また、一つの接着材で張り合わせることができれば簡単なのですが、物が変わるとその表面形も違うため、接着する方法も変わってきます。両面テーブは、それぞれの物性にあう接着性があり、貼り合わせる方法が最適です。最初から両面テープの角切りしたテープを使用すれば、切る手間やハサミを掃除する手間が省けて便利です。

〇活用事例
学校行事などでセロテープやノリを使って飾り付けをする際は効率良く出来るため、おススメしております。他にも、職場などで壁に書類を貼った壁掛け収納やゴミ箱にキャスターを取り付けて持ち運びを楽にするといった様々な活用事例があります。

〇まとめ
いかがでしょうか。両面テープは種類が豊富で、その用途に応じて使い分けが出来ます。弊社では、両面テープの加工を承っております。 何かご不安な事やご不明点等ございましたら、下記にお気軽にお問い合わせください hourai.info/mailform/