スチールペーパーは、日常的に使用されることが多く、私たちにとっては身近な存在です。 そんなスチールペーパーの特徴や使用用途をご紹介していきたいと思います。
〇特徴
0.2㎜程の薄いスチール箔(薄い鉄)と紙を張り合わせた材料のことです。非常に薄いため、ハサミやカッターで簡単にカットができます。裏面が両面テープ(糊状)になっているため、下地に貼るだけでマグネットとして活用できます。マグネットが吸着しやすく、多様にご使用頂けます。使い方の一例として、壁の一部をマグネット仕様にしたい時などに役立ちます。凹凸がある壁に壁紙を貼ろうとする場合、剥がれる原因になるため注意が必要です。用途としてPOPや建材、ディスプレイ等で使用されています。
〇スチールペーパーの種類、構造として
・クリーンスチール
スチール箔と紙を貼り合わせて、その上にホワイトボードフィルムをラミネートした製品となります。構造は、下から順にリケイ紙→糊(両面テープ)→スチール箔→紙→PETフィルムの順です。
・SPーPT
スチール箔の片側は紙、反対側は粘着付きの製品です。構造は、クリーンスチール同様に、下から順にリケイ紙→糊(両面テープ)→スチール箔→紙の順です。リケイ紙を剥がすと、壁に貼り付けられます。
・SPーP2
スチール箔を紙を両面から挟んだ製品です。構造は、下から順に紙→スチール箔→紙の順です。両面テープまた接着剤を使用し、自由に貼り付けて加工が可能です。
〇活用法
例を挙げると、スチールペーパーを活用して木製の扉をホワイトボードにすることができます。スチールペーパーは片面が両面テープになっているため、少しずつ剥離紙を剝がしながら、シートを貼ります。はみだした部分をカッターで切り、ホワイトボードの完成となります。DIYカスタマイズにも使用される場合もある商品です。その他、パーティション、家具にも活用可能です。
〇まとめ
いかがでしょうか。今回はスチールペーパーを紹介しました。スチールペーパーはその名の通り薄いので型抜きができます。大量に作る場合は、型抜きが有効です。是非ご検討ください。因みに、印刷もできますのでそちらも併せてご検討ください。お気軽にお問い合わせください。 hourai.info/mailform/