ホウライでは、恵比寿化成さんの両面テープを取り扱っております。恵比寿化成さんの商材として以前ご紹介させて頂いた両面テープ880Wと7686URの特徴とその他の用途別のテープの種類を改めて今回ご紹介させていただきます。

880WPと7686UR

〇880WP：
主に、パッキン材やクッション材等の難接着材料として使用されており、テープは耐熱性以外にも、有色剥離紙(シール等の台紙のクリーム色や黄色の剥離紙)や強粘着等があります。 880Wの粘着剤は、シリコン系(フッ素樹脂やフッ素樹脂にも粘着し、耐水性また耐薬品性に優れています。)とアクリル系(アクリルポリマー粘着剤のこと。ポリマーの分子量やモノマーの種類の選択等の粘着物性をコントロールする)の2つがあり、PEやPP、またシリコン等に接着が可能となっています。880WPの用途として、電気や電子機器のシリコンゴム部品の固定や、スペーサー(物と物の間に一定の間隔を空けるための器具のこと)や接着が難しい素材の接着固定の際に使用されています。

〇7686UR：
強粘着/弱粘再剥離タイプで、再剥離可能で繰り返し使用が出来ます。テープのサイズは、厚さ:0.12㎜、セパレーター:0.105㎜、テープ巾:1050巾×長さ50mです。また、粘着剤はアクリル系とウレタン系を使用し、基材はフィルムとなっています。被着体は PP.PE (オレフィン).紙を使用しています。用途として、7686URは日常生活の中で目にする物として、ウェットティッシュの蓋の固定や送付用カードの固定に使用されており身近の存在です。さらに、寸法安定性に優れております。

〇用途別のテープの種類
・車両用テープ
車両の部品等の貼り付けに使われ、7000H（ウレタンフォームの固定、シートベルトを巻き上げる器具の固定）や703（ミラー止水用、シール材固定）、760（レンズカバーのパッキン固定）と様々な用途で使われています。

・建材用テープ
住宅施工の部材の取り付けに適しており、7708Ｗ（カーテンレール仮止め用）、778Ｂ（床パネルの固定用）729Ｎ（透湿防水シート固定用）と主に住宅で活躍しています。

・雑貨用テープ
主に再剥離が可能なテープで、7686URの他に寸法安定性に優れた760DR（ポスターの固定用、販売機トップボードの固定で使用）、糊残しが無い7786（スマホの化粧パネル固定、仕切り板の固定）等があります。

・機能性テープ
耐熱性＃7020(緩衝材固定や断熱材固定)、エアーレス＃7610AL(ポスター固定や壁紙の貼り付け)

〇まとめ
いかがでしょうか。今回は恵比寿化成さんの両面テープをご紹介させて頂きました。恵比寿化成さんの両面テープは弊社の中でもありがたい存在です。何かお困り事になりましたら下記にお気軽にお問い合わせください。 hourai.info/mailform/