株式会社ホウライでは、製品の加工を行っております。今回はハーフカットと全抜き(バラ)の仕上がり状態の説明をしていきたいと思います。
〇ハーフカット
ハーフカット加工とは、シールとして使用する部分を台紙に残すように抜く加工のことです。市販で売ってるシールを例に例えると、台紙にいくつも乗っている状態のものです。素材と粘着部だけ切断し、台紙を切らずに刃を止めることで シート状に仕上げます。文字通り半分だけカットする方法のことです。シート状で納品する時は、この方法を用います。台紙が残っているため、シールが剥がしやすいです。この仕様ですと一つひとつがバラバラにならず、数量の管理が容易になります。ハーフカットのメリットは、離型紙をめくる作業が簡単にできることです。さらに、作業時の注意点として、離型紙を誤って切らないようにしつつ、確実に製品が切れている状態で仕上げなければいけないことです。
〇全抜き(バラ)
フィルムや両面テープなどを、素材・両面テープの下側にある台紙(セパレーター)までカットする方法のこと。カット工程の段階で形状を姿抜きし、個々の製品をバラバラの状態にしたり、台紙に載っていても台紙まで貫通する加工法のことです。素材によっては、カットの刃を入れたにも関わらず時間の経過とともに再度隣の材料とくっついてしまう材料のときは、主にこの加工方法を用います。また、お客様が一つひとつ個別の製品に梱包する場合にも、この加工方法を用います。主にイベント用ステッカーで使われ、見た目をキレイにし、剥離紙をシールと同じ形状に打ち抜くことができます。
〇まとめ
いかがでしょうか。 弊社では、両面テープの加工を承っております。使用する用途にあわせてご提案もさせて頂きます。何かお困り事になりましたら下記にお気軽にお問い合わせください。 hourai.info/mailform/