株式会社ホウライでは環境整備を促進しています。環境整備には職場で働く人の心をかよわせ、仕事のやり方や考え方に気づく習慣を身に付ける効果があります。 また、会社の文化でもあり、環境整備を実施することで、全社員の活動に心がこもります。今回はそんな環境整備の取り組みのご紹介第35弾目として「スペースの確保」、「作業効率アップ」、「ススまみれの棚の拭き掃除」を実施致しましたのでご紹介します。

〇スペースの確保
今回の重点箇所は「スペース確保」です。弊社内で「エリアK」と呼ばれているエリアでの出荷備品棚を対象に、合計2種類の処分対象品をリーダー会議議事録で共有しました。メンバー全員の協力の元、棚処理と処理仕分けと役割分担し、縦1800㎜×横1800㎜×奥580㎜の棚の中、縦300㎜×横300㎜×奥150㎜のスペースを確保することが出来ました。スペースを確保したことにより、エリアKからエリアNへの行き来がスムーズになり、貨物用のエレベーター前で作業がしやすくなりました。

〇作業効率アップ
続いては「作業効率アップ」に重点を置いた取り組みです。弊社内で「エリアA」と呼ばれているエリアには手付かずの箇所があり、棚番号の表示が見えにくかったことから、表示の追加と変更を実施しました。棚番号を棚9、棚10、棚11、棚93、棚95と大きな表示札へ変更し、見やすくしました。また、棚の中のスペースを詰めることで重ね置きしていた加工待ちの材料や在庫を分けることが出来、加工待ちの材料入れを白に統一しました。さらに、各棚の側面には納期信号(赤:当日〜明日までの納品、黄:1週間前)を表示することで、納期状況が棚を確認することで把握出来るようになりました。改善前は納期状況を確認するのに約3秒掛かっていましたが、改善後は約1秒になり、2秒の短縮に繋がりました。

〇ススまみれの棚の拭き掃除
最後の作業箇所は「ススまみれの棚の拭き掃除」です。手で触ると汚れが付くようなススまみれの棚を拭き掃除を実施しました。事前に、棚の支柱のテープは剥がし、粘着部分が綺麗に取れなかったため、シール剥がしのスプレーを使用し1日置いたおかげで、テープのこびり付きや埃の汚れは、手に付かないくらい綺麗に落とすことが出来ました。しかし、雑巾やマジックリン等の7種類の掃除道具を活用しましたが、長い間保管されていたこともあり、サビやキズの汚れを落とせませんでしたが、今回の場合は、コゲ落としと電解水、ヘラが今回の汚れに1番効果がありました。

〇まとめ
いかがでしょうか。今回は環境整備の取り組み第35弾をご紹介致しました。小さなことからコツコツと環境整備を進め、お客様から見ても恥ずかしくない社内にしていければと思います。環境整備は整理・整頓・清潔だけではなく、紹介させて頂きました時間短縮や仕事の効率化にも繋がる素晴らしい取り組みです。この取り組みにより会社が変わります。また、なにか気にかかる点などございましたら、ぜひお問い合わせページよりご連絡ください。 hourai.info/mailform/