日東電工製の両面テープ、500、5000NS、5015の違い


 

両面テープは、日常的に多く目にすることが多いかと思います。今回は、日東電工製の両面テープを紹介します。日東電工製の両面テープはかなりの種類がラインナップされております。その中で当社で最もよく使われる代表的なもの3種類(No.500、No.5000NS、No.5015)を選びました。

〇日東両面テープNo.500
日東両面テープNo.500は、最も身近な両面テープかもしれません。一般的にもよく売られています。柔軟な不織物に感圧性粘着剤(:表面に強い粘着力が固まっていようとする性質)を合わせもっています。No.500の特徴は、反発力に耐える性能に優れていることです。テープの厚さは、0.17㎜となっています。No.500の用途は、No.500は工業用の両面テープとして幅広く使われています。トイレプレートなどのプラスチック表示板の固定用、テレビや冷蔵庫などの家電機器部品の固定、打ち抜き金属銘板用の固定、自動車のメーターパネルやクーラーなどの装飾パネル等にも使われております。

〇日東両面テープNo.5000NS
日東両面テープNo.5000NSは、再はく離が可能な両面テープです。各種被着体の中でもポリプロピレン・ポリエチレン・ポリアセタールなど接着の難しい被着体に接着が可能です。 主な用途として、OA家電部品の固定用に使わており、テープの強度は強く、機器解体時の再はくり離が可能です。また、プリンターのカートリッジの部品固定、しっかり付けて、きれいにはがしたい!という時など便利です。先程、紹介したようにテープの強度が強いため、材料がちぎれた場合でも、テープを取る面倒な作業が必要ありません。 さらに、のりの跡が少ないため、再はく離性に優れていますので、使用場所や範囲、使用温度範囲が広いため、部品の固定性能に優れています。テープの厚さは0.16mmです。 再はくりとは、一度貼ったものをはがす時に被着体にノリが残りにくいということを意味します。何回も貼ってはがせてを繰り返すことはこのテープでは実質むつかしいです。

〇日東両面テープNo.5015
日東両面テープNo.5015は、発泡体の接着用両面テープです。といっても一般的用途でよく使われています。日東 No.500と同様に、柔軟な不織布に感圧性粘着剤を合わせた両面接着テープで、その特徴は、金属やプラスチックなどに強力に接着し、耐反発性に優れています。金属やプラスチックをはじめ、様々な被着体に安定した接着力を発揮します。 また、低温から高温まで 広い温度範囲で使用が可能となっています。両面テープの構造は、下から上に向かって、剥離ライナー・アクリル系粘着剤・不織布・アクリル系粘着剤の順になっています。テープの厚さは0.12㎜です。薄手で比較的安価なテープをお望みのお客様に好評です。

〇まとめ
いかがでしょうか。日東の両面テープは種類が豊富で、その用途に応じて使い分けが出来ます。弊社では、両面テープの加工を承っております。 何かご不安な事やご不明点等ございましたら、下記にお気軽にお問い合わせください hourai.info/mailform/