株式会社ホウライは、大阪府東大阪市にて両面テープ、ポロン、PETフィルム等の加工、販売を少量から行っております。取り扱いさせて頂いております材料は、上記の両面テープ、ポロン、PETフィルムの他にスポンジ、ゴム板、そのほかの樹脂フィルム、金属フィルムなどがございます。 今回は金属箔テープの中でも、銅箔テープを使った製品をご紹介します。
〇金属箔とは
銅やアルミ、鋼などの素材が破れたり、折れたりせず柔軟に変形する展延性の高い金属を、薄い紙状に伸ばしたものを指します。
金属箔テープはこれらの金属箔に粘着加工を施した製品を指します。
今回ご紹介する銅箔テープは、銅箔に粘着加工を施したテープです。この銅箔テープはメーカーさんから販売されています。
基本的にテープの表面にある金属部分は電気を通し、粘着面には電気が導電しません。
この性質を利用して、静電気の除電やアースを確保するための端子や、電磁波や電波の遮蔽シールド用に使用されたりします。
〇銅の特徴
銅には様々な性質があります。
・導電率が高い
・熱伝導率が高い
・融点が200度でそれを超えると軟化する
・耐食性が高い
・非磁性
これらのような、他の金属が持っている特徴や珍しい特徴の両方が兼ね備えられています。
銅は電線や、フライパン、磁気厳禁の化学工業の防爆用工具や電気機器の測定器といったものに使用されています。
耐食性も非常に高いため、他の金属が苦手としている海水に対しても劣化や変色がしにくいです。
また加工性に優れています。加工のしやすさから日本では、紀元前300年頃から銅が使用されているとも言われており、特に切削加工や圧延加工に適しています。
メッキやはんだ付けなどが簡単にできる金属です。
〇銅箔テープを加工方法と注意点
銅箔テープの加工は、所定の形状に切り抜くだけのものもありますが、PETフィルムを貼り合わせたり、表面に薄いフィルムをラミネートするなどをして仕上げることが多いです。
銅箔テープを加工する際の注意点としては、銅の性質上、素手で触ってしまうと汚れがつきやすいというものがあります。
加工の際は直接触れないよう、手袋を着用をするなど注意が必要となります。
また素材がむき出しの状態で使用をするのは、経年による変色も考慮する必要があります。
〇まとめ
今回は銅箔テープについてご紹介しました。
今後も株式会社ホウライで使用している変わった商品をご紹介出来ればと思います。
ホウライでは今回ご紹介したご要望に応じた穴加工であったり、変わった形の両面テープなどお客様のご要望に合わせて幅広く対応を行っております。なにか気にかかる点やご不安なことなどございましたら、ぜひお問い合わせページよりご連絡ください。 hourai.info/mailform/