もったいないという気持ちは、物を大切にする、大事に扱うという面においては、大変素晴らしいものです。
しかしうっかりすると、まだ使える、ひょっとしたら、もしかしたら、という気持ちとごちゃ混ぜになってしまいます。

整理することの大切さは、いるものといらないものを基準を設けて区別し、いらないものを捨てること。
いらないもの(使わないもの)を残していてもそれは、仕事の効率の妨げになり、大切にしているとは私は思いません。個人であれば自由ですけどね。

まだ使える物を捨ててしまうというちょっとした罪悪感。
整理という作業は、毎回この気持ちとの戦いなんですね。

更に一回整理してたところでも油断するとまたいらないものが溜まっていく。
だからチェックし続ける、捨て続けることが必要だと思います。

今回はそんな環境整備の取り組みのご紹介として、「在庫の見直し」、他に整頓としての「棚の表示」、清潔としての「エリアNの清掃」を実施しましたのでご紹介します。

〇在庫の見直し
エリアNには試作品の在庫がたくさんありました。1年以上前のものもあり、在庫品が溢れかえっていたので今回はそこの見直しを行いました。
見直し対象となったのは試作品の在庫を保管していたコンテナボックス2ケースです。中身をしっかりと把握しているわけではなく、雑然としていたので整理を行いました。中には1年以上使用していないものもあり、全202点の内、118点もが整理対象に。
この118点は各営業担当で判断して、捨てるデーでの整理検討品とします。
これらの在庫を整理したことでコンテナボックスは1ケースほぼ空に、もう1ケースも半分が空きスペースとなりました。
スペースに空きができたことによって、捜索時間の短縮にもなりました。

〇棚の表示
エリアNの奥の棚の表示を行いました。
今まではストーブの置き場の表示がなかったので、暫定的に置いていただけで毎年電気ストーブを出す時、直す時に迷ってしまっていました。
今回の環境整備でエリアNの棚に表示を作成して、電気ストーブ自体にも【エリアNの棚に返却】と表示を行いました。
またストーブの表示だけでなく、工具箱置き場の写真を作成したことにより、移動されてもこの場所に置いていたことがわかるようになりました。
今後の課題としては、新たに工具箱やストーブが購入された場合、置き場所が無くなってしまい新たな場所を検討しなくてはいけないので、決めておきたいと思います。

〇エリアNの清掃
普段清掃することのないエリアNの棚の清掃を行いました。長く放置していたことで棚のテープ跡が取れにくく非常に苦労することになりました。
最初はテープ剥がし雷神で簡単に除去できると思っていたのですが、中々取れず、マジックリンを使用して擦ってみても取れず、最終的に激落ちくんを使用してみたところ、一番落としやすかったです。
棚板もかなり汚れており、さびを落とすのにかなり苦戦しました。
汚れを放置してしまうと、蓄積された汚れを落とすのにこれだけの時間と労力を要することがわかったので、今後は毎日の環境整備に棚板の清掃を取り入れていきたいです。

○まとめ
いかがでしょうか。今回は環境整備の取り組みをご紹介いたしました。小さなことからコツコツと環境整備を進め、お客様から見ても恥ずかしくない社内にしていければと思います。環境整備は整理・整頓・清潔だけではなく、紹介させて頂きました時間短縮や仕事の効率化にも繋がる素晴らしい取り組みです。この取り組みにより会社が変わります。また、なにか気にかかる点などございましたら、ぜひお問い合わせページよりご連絡ください。hourai.info/mailform/