株式会社ホウライでは環境整備を促進しています。環境整備は、職場で働く人の心をかよわせ、仕事のやり方や考え方に気づく習慣を身に付ける効果があり、「損益分岐を下げる」ことにも繋がります。今回はその第17弾として、備品収納棚の改善事例について紹介します。

〇棚を移動
今回重点を置いたのは根本的な部分でもある棚の位置、すなわち「棚の移動」です。 従業員協力のもと、作業効率アップを狙い棚74番(2100㎜×600㎜×300㎜)を解体し、不要な木の板を廃棄。さらには、棚(600mm×300㎜)を新工場に移動させ棚(2100㎜×1800㎜×300㎜)に組み替えました。棚(600mm×300㎜)を移動させたことで、作業する際に使用するコンプレッサーを収めるスペースの確保が出来ました。また、輪切り機に材料をセットする際1回につき2秒の短縮に繋がり、年間で2秒×244日=8分8秒の時間短縮に繋がりました。社員の負担に目線を傾けると、今までは腰への負担が掛かっていましたが、その点もケアされた改善事例となりました。

〇作業効率アップ
使用頻度が高い工具は、取りやすい位置に設置しコンプレッサーのスイッチをこれまでより高い位置に配置しました。また、棚に置かれている備品ひとつひとつに、2定管理をする為テプラを作成し、何が入っているか一目でわかるように致しました。目で見える箇所に備品を置くことで、時間短縮に繋がり生産性の向上になっています。

〇シャッターをキレイに
さらに今回環境整備の重点箇所として「シャッターの清掃」を実施致しました。環境整備には、整理・整頓・清潔の3つの矢が存在しますが、特にシャッターは清潔の部分が改善点でした。物置のシャッターは清掃をする頻度が少なかったため、汚れが目立っていました。シャッターの汚れをブラシ・タオル雑巾、マジックリンを使用し掃除を行い、棚70番の背面にPETフィルムを2枚貼り付けました。(PETフィルムは自社のオススメ商品でもあります。)タオル雑巾を2枚使い、真っ黒になるまで汚れを拭き取ったことでシャッターが白い輝きを取り戻しました。さらに、棚にPETを貼ることで、隙間から侵入するホコリを防止可能になるため、材料が汚れなくてすみ、今後の汚れ防止に繋がります。また、シャッター前にシートカーテンを設置したことにより効果が上がるかと感じます。 物的環境整備に力を入れて従業員一同お客様にお喜び頂ける環境にしていきたいと思います。

〇まとめ
いかがでしょうか。今回は環境整備の取り組み第17弾をご紹介致しました。環境整備の実施によって、時間短縮や仕事の効率化にも繋がっています。また、ホウライでは両面テープの販売や加工などを行っています。品薄状態の在庫状況や用途によって異なる商品をお求めの方も増えています。ご不安な事や気にかかる点などございましたら、ぜひお問い合わせページよりご連絡ください。 hourai.info/mailform/