株式会社ホウライでは環境整備を促進しています。環境整備には職場で働く人の心をかよわせ、仕事のやり方や考え方に気づく習慣を身に付ける効果があります。 また、会社の文化でもあり、環境整備を実施することで、全社員の活動に心がこもります。今回はそんな環境整備の取り組みのご紹介第44弾目として、「スペース確保」、「作業効率アップ」、「床のペンキ塗装」に加え、改善として「当て板の抵抗を少なくするための施策」を実施致しましたのでご紹介します。

〇スペース確保
弊社内で「エリアG」と呼ばれているエリアには、1年以上使っていない材料や端材があり、ただ置いてあるだけになっている状態になっていました。そこで今回使うものと使わないものの選別作業を行いました。選別を行ってみると、なんと19点もの破棄対象があることが分かりました。材料19点を移動したことにより、隣接するスペースを広げることが出来ました。これにより、必要な材料の判別がしやすくなり、また材料を探す時間も大きく短縮することが出来ました。今後もこれまでと同様に、探しやすさと時間短縮を意識した環境整備を心掛けていければと思っています。

〇作業効率アップ
「作業効率アップ」に重点を置き、材料の置き場の整頓を実施しました。以前は棚に材料の名前が特に明記されておらず、探す時間が掛かっていました。そこで今回、材料を表示するテプラを作成し、さらによく使用する材料を手前になるように置き場所を決め、探しやすくしました。また、ただ作成するだけではなく、材料の表示物のフォントを統一させたことで、表示に統一感が生まれ、見栄えがよくなりました。今回の取り組みで材料の表示物の作成に迷うことがなくなり、活動の時間短縮が見込める形となりました。

〇床のペンキ塗装
ゴミ置き場の床のペンキ塗装を実施しました。ゴミ置き場の備品の移動はとても重く大変でしたが社員全員で行い、床の塗装は床塗り用のペンキと塗装用スポンジローラーを使用して実施しました。ゴミ置き場には、ゴミの入れ方の表示が無かったため、いい機会だったので今回作成することにしました。床のペンキ塗装を実施したおかげで、清潔感と見た目が綺麗になりました。また、ペンキの色を緑色にしたことで、目に優しい形となりました。また、ゴミの入れ方の表示を作成したことで社員全員で綺麗な状態を維持しようという意識を芽生えさせる結果に。今後も継続していきます。

〇当て板の抵抗を少なくする
「当て板の引っかかりの抵抗を少なくする」ための施策を実施しました。今まで使用していた当て板は、特定の材料を使うと当て板部分で引っ掛かってしまい寸法不良が多発していました。中には注文総数の1/3もの数の寸法不良が発生してしまう事例も。その事例を例に挙げると年間50,000円弱、寸法不良での損害が発生してしまっている事態でした。そこで当て板に糊引きを実施したところ、当て板との抵抗が少なくなり引っ掛かりでの寸法不良が軽減でき、余計な不良を発生させない形となりました。

〇まとめ
いかがでしょうか。今回は環境整備の取り組み第44弾をご紹介致しました。小さなことからコツコツと環境整備を進め、お客様から見ても恥ずかしくない社内にしていければと思います。環境整備は整理・整頓・清潔だけではなく、紹介させて頂きました時間短縮や仕事の効率化にも繋がる素晴らしい取り組みです。この取り組みにより会社が変わります。また、なにか気にかかる点などございましたら、ぜひお問い合わせページよりご連絡ください。 hourai.info/mailform/