環境整備は仕事の無駄を省き、作業効率を向上させることができます。
普段から環境整備をしていたとしても、まだまだ必要なところや、改善できる場所が多くあります。
そこにまずは気づけるかというのがポイントです。
特に在庫がある会社では、在庫管理の方法や不要な在庫の処分など、在庫管理をどれだけやりやすくするかが重要になってきます。
ホウライでは常に現状に満足せず、毎日の環境整備活動をはじめとした整理整頓に力を入れています。
今回は、そんな整理整頓の取り組みとして、「不要な在庫の処分」「在庫箱の整頓」「女子トイレの壁を白く」を実施しましたので、ご紹介いたします。
〇不要な在庫の処分
エリアHの在庫にて、長期間出荷履歴の無い在庫品をピックアップし箱から出して処分を検討する事としました。
これは2か月にわたって活動を行うため、今回の活動範囲は旧①番工程(キザミ)の在庫箱を対象としました。
各在庫箱から在庫表が緑色(2020年製)の在庫を箱から出しました。
在庫箱が色付けされていたので、製造年が一目でわかり、簡単に分別できました。
箱から出した緑色の在庫30点を処分するかどうかの検討を営業部に依頼しました。
活動後の振り返りで、お客様側には明確な消費期限があるのに、当社に明確な基準がないので次回ミーティングで議題にしてほしいとの要望が出ました。
黄色の在庫表(2021年製)の在庫139点を処分できれば、大幅に在庫を少なくすることが出来ますが、諸事情により今回は見送る形になりました。
〇在庫箱の整頓
エリアHの在庫箱の整頓を行い、目的の在庫商品を素早くピッキングできるように活動を行いました。
今までは、多くの品番が入っている在庫箱や、商品が入りきらずに同じナンバーの箱が2個あるものなどがあり、在庫を探すときに時間がかかっていました。
事前に用意していたカードケースを追加した箱に貼り、大きな文字で印刷した表示の作成や、大量に入っている箱の商品を別の番号の箱に入れ替え、在庫表の棚番表示を手書きで書き換える作業を行いました。
商品の振り分け時には、類似品は別の箱に分け、重い商品は下段の箱に振り分けることを基本とし、均等な分量となるように分けました。
品管メンバーから改善内容が好評でした。
以前との作業時間は体感として3割以上の在庫出し時間の短縮になったと思います。
〇女子トイレの壁を白く
女子トイレ奥の壁が木製ボードむき出しであったため、壁紙を貼る事としました。
白い壁紙を貼ることで、照明が反射してこのエリアが少し明るくなりました。
やはり、トイレは暗いより明るい方が、清潔感があって良いですよね。
貼り付け面が木製ボードであった事と、高所での作業だったため、若干シワができましたが、うちの社員はほとんど老眼なので多分見えないから大丈夫でしょう(笑)
(品管メンバーは仕事中は1μmの製品のシワも見分けるので、安心してください!見えてます!)
〇まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は整理整頓の取り組みをご紹介しました。
常に整理整頓を心がけ、改善していくことによって会社の印象がガラッと変わってきます。
また環境整備は整理・整頓・清潔だけでなく、時間短縮や仕事効率化にもつながる素晴らしい取り組みです。
この取り組みにより会社が変わります。
また、なにか気にかかる点などございましたら、ぜひお問い合わせページよりご連絡ください。
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