皆さんは夏の備品管理はどのようにされていますか?
夏は気温も湿度も高くなり、品質を保ちながらの保管は難しいものです。
さらに、品質維持のために使用している冷房代もかなりかかりますよね。
これら二つの問題を同時に解決する方法は無いのでしょうか。
ホウライで取り入れている毎日の環境整備や改善は、仕事を効率化し作業をスムーズにしてくれるとともに、様々な問題解決にもつながります。
ホウライでは細かいところまで目を配り、環境整備や改善を行って仕事がしやすい会社を維持するための取り組みをしております。
今回はそんな改善の一環として、そして先に述べた解決策として、「冷房代節約」「目に付く掲示」「数字で具体的に表示」を実施しましたので、ご紹介いたします。

〇冷房代節約
5月1日から在庫部屋(エリアH)の24時間温度管理を実施いたしました。
当面はデータロガーの温湿度記録を参考に、エアコンは昼間だけ稼働するように設定を行いました。
温湿度記録というはっきりとした数字データを参考に温度・湿度が共に高くなる昼間の間だけ稼働させ、夜は稼働させないことで、冷房代節約につながります。
電気代を最小限に抑えつつ、在庫商品の高温化での品質変化を防止しているので、まさに一石二鳥の取り組みですね。

〇目に付く掲示
今回は、エアコンのパネルにカバーを取り付けて、その上から注意喚起の掲示をいたしました。
しかし、掲示も目に付かなければ意味がありません。
掲示の色も注意を促す黄色にし、誤操作を防ぐために、分かりやすいイラストとともに「お手を触れないでください」「Please do not touch」と記載をしました。
間違えて設定温度や稼働時間を変更する事故を防ぐための改善事項でした。
見やすい色で大きく掲示することで、仕事中でも目に付く工夫となっています。

〇数字で具体的に表示
掲示が目についても、あいまいな内容では分かりにくいですよね。
そこで、実施期間(5月1日〜10月31日)の記載と25度設定であることをしっかりと表示しました。
「5月1日〜10月31日 自動オンオフ連続稼働中」「25度設定 24時間連続稼働中」という二つの掲示を行いました。
決まった数字を記載することで、社員全員の認識が一致し、価値観の共有にもつながります。
文章で長々と説明したものと、明確な数字を出して表示したもの、どちらが分かりやすいかは明らかですよね。

〇まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は改善の取り組みをご紹介いたしました。
たった一つの改善でも、多くの効果が得られるものもあります。
日常的に毎日の仕事で改善できるところが無いか確認することが大事ですね。
このように環境整備は整理・整頓・清潔だけでなく、時間短縮や仕事効率化にもつながる素晴らしい取り組みです。
この取り組みにより会社が変わります。
また、なにか気にかかる点などございましたら、ぜひお問い合わせページよりご連絡ください。
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