株式会社ホウライでは、これまで会社の文化である環境整備や様々な商品、社内の業務改善について沢山ご紹介させていただきました。
今回は趣向を変えて、ホウライの製品の仕様についてご紹介させて頂きたいと思います!
実は前回の製品紹介の投稿でもこの製品の仕様についてご紹介させていただきましたが、その続きを今回ご紹介します!
全部わかったらあなたも業界通ですね(笑)

〇両面テープの専門用語
普段使用している両面テープの台紙や接着部分がついている両面テープ部分、その周りの余白にはそれぞれ専門用語があります。
今回のコラムでは、前回の製品紹介のコラムでご紹介できなかった部分を4つご紹介します。

⑧裏側
両面テープの裏側です。両面テープの裏側が見えるのは、透明のセパレータだからです。
セパレータとは、前回の製品紹介のコラムでご紹介しましたが、台紙や剥離用紙、キャリアと呼ばれることもあり、一般的に紙やフィルムが使われます。
紙でセパレータを作ると、両面テープの表裏の粘着面が剥離してしまう「層間剝離(そうかんはくり)」と呼ばれる現象が起こる場合があります。
今回のセパレータは透明なので紙で作ったときに発生する層間剝離が起こる心配はないでしょう。

⑨両面テープ部分
この黄ばんでいる部分は両面テープ部分です。
黄ばんでいるとどの部分に両面テープがあるのかよく分かります。両面テープ部分の場所がはっきり分かると、仮に不具合があった場合は見つけやすいです。

⑩裏スリット
裏スリットとは製品をセパレータから取りやすくするための切れこみの事を指します。
この切れ込みがないと、セパレータを剥がすときにテープの端から剥がすことになるので、剥がすまでに時間がかかります。
裏スリットがあるとセパレータが剥がしやすいだけではなく、貼るときに片側を剥がしてからシールを貼ってから、シールのもう片方を剥がして正確に位置を合わせてから貼るという貼り方もできます。
正確に貼りたいときにとても便利です。

⑪歯抜け
歯抜けとは、製品がセパレータから欠品している状態のことを指します。
仕様によってはこの歯抜けが出やすい製品もあります。
もし歯抜けが出てしまった場合は、そのまま納品するか、穴埋めするか、歯抜け自体がNGかによって歩留まりなどが変わります。
ちなみに「歩留まり」というのは、投入した原料に対する完成品の割合のことを指します。
つまり、歯抜け等による不良品が出てしまった際に、その不良品をどうするかによって、この完成品の割合が変わるということになります。

〇まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回も前回の製品紹介同様に雰囲気を変えて、専門用語についてご紹介しました。普段聞きなれないワードなんかもあったのではないでしょうか。
業者の皆様だけではなく、個人のお客様もホウライは大歓迎です。
少量の発注や試作もお任せください!
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